生野菜は新鮮なものを毎日購入するのが理想ではありますが、なかなかそうもいかないのが現実ですよね。
だから数日~1週間くらいで使い切れる量をまとめ買いすることが多いと思うのですが、家族の予定が変わり残ってしまうことありませんか?
また、安売りでついつい買い過ぎてしまった・・・なんてことも。
いくら安くても使いきれずに捨ててしまってはもったいないし、心も痛みますよね。
そんな食品ロスをなくすためにも野菜を冷凍保存してみませんか。
自分に感謝する日が来ること間違いなし!野菜の冷凍保存
野菜の冷凍保存にはひと手間かかりますが、使うときが本当に便利。
すでに切ってある野菜を使うので時短にもなります。
頑張って冷凍保存した自分に感謝する日が来ること間違いなし!
でも『切って→茹でて→冷まして→冷凍』なんて面倒だし時間もないと思った方、ご安心ください。
今日ご紹介する野菜の冷凍保存方法は下茹で不要がポイント。
切るだけ(またはそのまま)でOK、手間のかからない野菜の冷凍保存方法です。
家庭菜園でたくさん穫れた野菜も冷凍保存しておけば、余すことなく使い切ることができますよ。
野菜を冷凍保存するときに押さえておきたいポイント
野菜を冷凍保存そるときに押さえておきたいポイントがありますので、以下を覚えておいてくださいね。
●作る料理を想定して、それにあった形に切っておく
●水気はしっかりとふき取る
●保存袋に入れたらできるだけ空気を抜く
●冷凍庫の温度を下げたりアルミトレイを利用し急速冷凍する
●一度解凍したものは再冷凍しない
●一か月を目安に食べ切りましょう
では、野菜ごとに冷凍保存の方法をご紹介していきます。
小松菜
洗った小松菜の水気をしっかりふき取り、食べやすい長さに切ったら保存袋に入れます。
お浸しなど生のまま食べるときは袋のまま流水解凍します。自然解凍でもOK。
解凍後茹でる必要がないので、冷凍した方が手間いらずです。
炒め物などに使う場合は、冷凍のまま使います。
ほうれん草も同じように冷凍できますが、使うときは水にさらしアク抜きをします。
きのこ類
きのこ類は水気を嫌うため、洗わずに石づきを切り落とし、ほぐして保存袋に入れます。
使うときは冷凍のまま調理します。
ピーマン・パプリカ
洗ってヘタとわたを取り、食べやすい(使いやすい)大きさに切って保存袋に入れます。
使うときは冷凍のまま調理します。
玉ねぎ
面倒な玉ねぎのみじん切りも一度に作って冷凍しておけばすぐに使えて便利です。
あめ色玉ねぎも短時間で作ることができます。
1個分ずつをラップに包み冷凍しておけば、使うとき量の目安になりますよ。
くし切りにした玉ねぎも冷凍保存できます。
玉ねぎのみじん切りに便利な道具
長ネギ
長ネギは適当な長さに切って保存袋に入れます。
青い部分は煮豚を作るときなどに利用しています。
小口切りやみじん切りにした長ネギは、1回分ずつに分けラップに包み保存袋に入れておくと使うときに便利です。
生のまま使う場合は流水解凍、火を通す場合はそのまま使います。
生姜
ショウガは、千切り、おろし、絞り汁の3種類で保存しています。
千切りとおろしは使う分ごとに小分けにし、ラップに包んで保存袋へ。
絞り汁は製氷皿で少量ずつ凍らせてからキューブ状のものを保存袋に入れます。
冷凍のまま調理します。
トマト
トマトはヘタを取ってから洗い、切らずに丸のまま冷凍します。
冷凍すると湯むきしなくても皮がツルンとむけるので、お料理にも使いやすいです。
生のまま食べるのには向いていませんが、トマト煮やスープ、ソース作りに使うことができます。
他にもこんな野菜が生のまま冷凍できます
パセリ
パセリをみじん切り状態にするなら冷凍するのがおすすめです。
水洗いしたらキッチンペーパーなどでしっかり水気を取ります。
凍るとパリパリになるので保存袋の上から揉むだけでパセリのみじん切りが完成。
キャベツ・白菜
1個買っても使いきれないというご家庭は冷凍保存がおすすめ。
葉一枚ずつ洗って水けをふき取り、ザク切りにして保存袋に入れます。
生のまま使う場合は熱湯をかけたり、流水で解凍したりします。自然解凍でもOK。
炒め物にする場合は、冷凍のまま使います。
冷凍すると味がしみ込みやすくなるので時短調理になります。
ナス
ヘタを取り、食べやすい大きさや調理に合わせた形に切って、5分ほど水にさらし、水気をふき取り保存袋に入れます。
煮物、揚げ物、炒め物など、冷凍のまま使います。
もやし
もやしも冷凍保存できる野菜ですが、あのシャキシャキ感を残すのは難しいです。
冷凍するよりも、保存容器に入れ水にひたし、冷蔵保存するのがおすすめ。
2~3日に一度水をとりかえると1週間位は持ちます。
野菜を冷凍保存するときに押さえておきたいポイント(おさらい)
●作る料理を想定して、それにあった形に切っておく
●水気はしっかりとふき取る
●保存袋に入れたらできるだけ空気を抜く
●冷凍庫の温度を下げたりアルミトレイを利用し急速冷凍する
●一度解凍したものは再冷凍しない
●一か月を目安に食べ切りましょう
家庭菜園でトマトやピーマンなど『食べ切れないほど収穫でき食べるのが大変だった』という経験をお持ちのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなとき冷凍保存しておくと余すことなく使い切ることができます。
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