11月1日のNHKガッテン!「シャツの黄ばみ一発解消SP」がとってもためになったので、忘れないようにおさらいしておこうと思います。
番組の内容
●なぜ洗濯しても黄ばむのか?
●なぜドライクリーニングしても黄ばむのか?
●洗濯の達人に学ぶ!黄ばみ落とし術
毎日洗濯をしていても、Yシャツの襟や白いTシャツは黄ばんできますよね。
洗濯洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れても、やっぱり少しずつ黄ばんできてしまいます。
これはしょうがないものなんだと思っていたのですが、真っ白にする方法があったんです!
なぜ洗濯しても黄ばむのか? 黄ばみの原因は?
黄ばみの原因は、繊維の奥に残った「皮脂」です。
洗濯洗剤や漂白剤を使って水洗いしても、皮脂の汚れを完全に落としきることは難しく、これが酸化して黄ばみとなります。
では、どうしたら皮脂の汚れを落とすことができるのか?
それは、皮脂を落とすことが得意な、有機溶剤という油の一種で洗うドライクリーニングに出せばいいのです。
でも、ここでひとつ問題が。
ドライクリーニングを行っても、黄ばみが現れることがあるのだそうです。
黄ばみに関してはやっぱりお手上げなのか?
もう一つの黄ばみの原因
実は、黄ばみの原因はもうひとつあって、それはタンパク質の汚れです。
ドライクリーニングは水溶性のタンパク質の汚れを落とすことが苦手なので、タンパク質が繊維に残ってしまい、その結果酸化して黄ばみになるのです。
対策としては、このたんぱく質の汚れを落とすには水洗いが有効なので、クリーニング店で「ドライクリーニング」と「水洗い」の両方を依頼する。または、クリーニングから帰ってきたらすぐに洗濯機で洗います。
余談ですが、汗のニオイも水洗いでなくては落とせません。
クリーニング店に出す際、汗のニオイも落としてもらいたい場合は、「ドライクリーニング」と「水洗い」の両方を依頼しましょうね。
家庭の水洗いで「皮脂」まで落とす方法
ここからがガッテン!の裏技です。
クリーニングに出さなくても、家庭で皮脂汚れまで落とす方法です。
用意する物
●台所用洗剤(濃縮タイプ) 大さじ1(通常タイプの場合は大さじ2)
●酸素系漂白剤(粉末タイプ) 大さじ半分
●水 大さじ2
1.台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜ、軽く泡立つまでかき混ぜる。
2.黄ばんだ部分に、歯ブラシなどで塗り込み1分ほど置く。
※黄ばみの程度に合わせて、置いておく時間は調節してください
3.軽くもみ洗いし、よくすすぎます(または、そのまま通常どおり洗濯機で洗います)
これで黄ばんでいた襟汚れなども真っ白になります。
この方法は3ヶ月に1回程度でOKです。
Tシャツなど全体的な黄ばみを落とす方法
台所用洗剤、酸素性漂白剤、水を混ぜたもの(分量は上のとおり)を、2リットルのお湯に溶く(黄ばみの程度がひどい場合は、台所用洗剤を足します)。
衣類を10分程度つけ込む。
つけた液体ごと洗濯機に入れ、洗濯洗剤で通常どおりに洗濯を行います。
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