排水溝に直接油を流す人はいないと思うのですが、日ごろうっかり流してしまっている少量の油があることを意識したことはあるでしょうか。
たとえばラーメンのスープ、ツナ缶の油、お皿に残った油など。
少量の油も蓄積すると排水管の詰まりやニオイの原因になるかもしれません。
そんな排水溝に流してしまう少量の油もしっかりキャッチする高性能フィルターをご紹介します。
私がこのフィルターを使うようになった経緯は、排水管を詰まらせるという恐ろしい体験をしたからなんです。
日ごろから揚げ物に使った油をそのまま流したりすることはしていないし、フライパンやお皿に残った油はキッチンペーパーで拭いてから洗うようにしています。
でも築20年くらいたったころ、排水管を詰まらせてしまったのです!
水道屋さんを呼んで掃除をしてもらったのですが、詰まっていたのは流し台から4~5m先の排水管の曲がり角でした。
日ごろから掃除はマメにしていたつもりでしたが、上からのぞいただけではわからないところに汚れが蓄積していたんですね。
さて、今後はどうしたものかと思っていたときに見つけたのが、今日ご紹介する高性能フィルターです。
うっかり流してしまいがちな油汚れ
気を付けていても、無意識に流している油って結構ありますよね。
たとえば
●ラーメンのスープ
●ツナ缶の油
●キッチンペーパーなどで取り切れなかった油汚れ
●油を拭き取らず食器洗い乾燥機に入れる
ラーメンのスープの油なんてどうしたらいいの?って感じですよね。
そういった油をキャッチしてくれるのが油吸着エコキャッチフィルターです。
※はじめから丸型のものも新発売
排水口のゴミや油をトルシート
油吸着エコキャッチフィルターとは
優れた吸着力を活かし、海に流出した重油などを回収する現場でも活躍している特殊素材を家庭用に開発したもの。
自重の約8~10倍の油を吸着する高性能フィルターです。
1枚で油を大さじ約3杯分を吸着します。
油吸着エコキャッチフィルターの使い方
もともとの形は四角形です。
四隅を切って丸にし、排水口ストレーナーに入れます。
※切り取り部分の目安になるラインがうっすら入っています
※カットしたときに出る角の部分は食器の残り油の拭き取りなどに再利用できます
これで、うっかり流してしまう少量の油もフィルターが吸収してくれるようになります。
水切りネットを使用する場合は
排水溝ストレーナー ⇒ エコキャッチフィルター ⇒ 水切りネット
がいいと思います。
水の流れが悪くならないのか?
エコキャッチフィルターは油を吸着しますが水は吸いません。
とはいえ厚さは約5mm。
この厚さを見ると水が流れにくくなるのではないかと思ったのですが、『明らかに水の流れが悪い』と感じたことはいまのところありません。
排水溝以外での使い方
オイルポット
もう一つ重宝しているのは、オイルポットを洗うときです。
洗う前のオイルポットにエコキャッチフィルターを入れるだけで、底の方に2~3mm残っている油もしっかり吸収してくれます。
少し残ってしまう油
エコキャッチフィルターがグングン油を吸収
しっかり油を吸収したエコキャッチフィルター
オイルポットにほとんど油が残らないので、その後は洗剤で洗うだけで油汚れもスッキリ落とせます。
鍋やフライパン
鍋やフライパンに残っている油をふき取るときは四角のままで使います。
エコキャッチフィルターは吸収する油の量が多いので、キッチンペーパーを何枚も使う必要がなくなるし、残り油が少なくなるので洗うのがとってもラクちんになります。
油の量によって1回に1枚使うのがもったいないときは、半分または四分の一に切って使っています。
調理中にも使える?
チキンソテーを作るとき油を吸い取るのにいいかなと思ったのですが、後片付けのときフライパンを拭くと繊維が残っていたので調理中には使わない方がいいようですね。
取り換え頻度はどれくらい?
私は主に排水口ストレーナー用として使用しています。
ためしに2日間入れっぱなしにしてみましたが、まだ油は吸収できるようでした。
入れっぱなしが気にならないのであれば、2~3日に一度の取り換えでも大丈夫かもしれません。
▼ベルメゾン購入できます▼
油吸着エコキャッチフィルター
●サイズ:直径約11㎝
●素材:ポリプロピレン
●日本製
※はじめから丸型のものも新発売
排水口のゴミや油をトルシート
●サイズ:幅約11、奥行約12.8、高さ約0.7cm(耳部分含む)
●素材:綿・ポリプロピレン
●日本製
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